サマルカンドの蒼穹
2009-10-15T22:54:46+09:00
youmei-uzbek
日常やあることないことを書きます。byひょっとこ陽明
Excite Blog
モロッコ旅行してきました!!
http://youmeiuz.exblog.jp/12132179/
2009-10-15T22:51:00+09:00
2009-10-15T22:54:46+09:00
2009-10-15T22:51:54+09:00
youmei-uzbek
近況報告
もう一年以上も放置・・・すみません。
新婚旅行でモロッコへ行ってきました。
ドバイ経由で片道20時間!行けるとは思っていなかったので夢のようでした。おしむらくはシルバーウィーク+αで一週間しか休みが取れなかったので、実質4日間しか現地にいられなかったこと。
でもマラケシュのリアド(旧市街の古い邸宅を使った風情ある宿泊施設)に連泊だったので、がんがん街を歩きました。
そうしてわかったのは、例え北アフリカであろうと、地球の裏側ほど遠い場所であろうと、馴染んでしまえばそこは、知らない隣町よりも心理的に近い町になるということです。人間が暮らしているところは、こんなにも同じで、なおかつ全てを写真に収めたいくらいに違っていて面白い。
ただ、帰ってきてから、あの毎日通った道はもう、容易には行くことができなくて、ひょっとしたらもう一生通れない道なのかもしれないと気づくんですよね・・・。
人の写真を撮るとチップを請求されるか怒られるかと聞いていたので、あまり町の写真が撮れてなくて後悔。
そうそう、遺跡や博物館の写真は撮り放題だったのでここぞとばかりに撮りました。
いっぱいありすぎて、選べない・・・!
タイルが素晴らしかったです。それと、木の扉と。モロッコの家(一部遺跡も)外はピンク色の土壁が連なっているだけで素朴な感じです。その壁に扉があって、ものによって凝った装飾などが施されていたりシンプルで重厚だったり。扉ばっかりを集めたポストカードやカレンダーも売っていました。
その扉を開けると、内側には床一面、時には壁にも美しいタイル装飾が広がっていて、中庭には木が植えられています。開けた時の驚きがいつも新鮮で楽しかったです。
モロッコが好きすぎて困ってます。
絶対、もう一回行く・・・!!!]]>
修羅場が終わりました
http://youmeiuz.exblog.jp/8781845/
2008-08-06T00:18:16+09:00
2008-08-06T00:07:55+09:00
2008-08-06T00:07:55+09:00
youmei-uzbek
近況報告
いろいろと不義理をしまくっていて穴があったら入りたい気持ちでいっぱいです。
でもそういう気持ちでいっぱいになるとますますメール等を送れなくなって、ますますオンライン上に出て来れなくなるので、いい加減一個ずつがっつり片付けて行きたいと思います。申し訳ない。
そしていまさらながら正直このブログ、オタクにして良いのか真面目にして良いのか迷ってます。内容はそのときの気分しだいなのですが両方あわせても分けるほどの量も書けない。
文章書くの、嫌いじゃないけど苦手なんです。
勢いと気合と体力がないと書き出せない。簡潔な文章を書く力がないので、無駄に長文魔。そして疲弊・・・みたいな。
時間を決めればいいのかなー、あと十分で書ける文だけ!とか(悩)
よし、オタク+まじめな話題で。
最近同人イベントでR18の表記の徹底&啓蒙の呼びかけが広まってますね。
個人的にはR18の本を出す可能性はほとんどなさそうなのですが、毎回説明書きをじっくり読んでます。
あの「表現を殺させないために」同人に関わる人たち自らが考え、責任を持っていこうという趣旨にいつも少し感動します。安易な線引きはしない、という姿勢(※私が知ってるのはCityのみですが)も、すごいな、と思います。だって責任者にとってみれば一律に規制した方が楽なはずで、外部に対しても説明しやすい楽な道を捨てて難しい方法を取っているんですから。
なおかつ、そういう姿勢をとることによって、同人誌を作っている側の反発も押さえ、納得して自主規制する雰囲気を作り出している。やるなあと思います。
さらにいえば、倫理自体も時代により地域により変遷していくものだということに、個人的に興味があるので細かく読んでいくと面白いです。
高校時代に、保健体育のレポートで「宗教と性」をテーマに書きましたからね(笑)最初『高校生がそんなテーマに興味あるわけがない、本を丸まま写すつもりだろう』的な白い目で教師に見られたことを思い出します(興味あっちゃ悪いかー!!)
例えばムスリムの常にヴェールをかぶっている女性に、人前でヴェールを取れと命じることは、日本で言えばへそ出しにミニスカを強制されるようなものではないかと(非常に単純化した言い方ですが)。
だから、具体的な描写で線は本来引けないのは正しいと思います。引けるとしても現時点での、この場所での、という但し書きつきでしかありえない。
そしてヴェールをかぶる自由もあれば、ヴェールをかぶらない自由もある。どちらも認めるべきだ、というのが高校時代からの私のささやかな主張でして。
つまり18歳以上ならばR18を見る自由もあれば、見たくなければ見ない自由もある。だからこそ、単に未成年を保護するという理由だけでなしに、18歳以上の人に対してもR18の表記は必要ではないかと思うのです。
ただ、なんでもかんでもR18をつけておけばいいというのは、それこそ判断停止にしかすぎないと思う・・・。表記の意味を成さないし。
ということで、次の(?)うちの新刊にはストーリー上ほんの少しベッドシーンらしきものがあるかもしれませんが、それがメインではなく直接的描写もほぼない予定なので、R18はつけません。
でもそういうのが絶対嫌!という人がいるかもしれないので、銀英ジャンルに小中学生はまずいないだろうけどR16をつけようかな~と思ってます。あくまで目安として。
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ケータイ小説
http://youmeiuz.exblog.jp/8245324/
2008-05-31T00:21:07+09:00
2008-05-31T00:21:24+09:00
2008-05-31T00:21:24+09:00
youmei-uzbek
書評・展評・映画評
本好きですが、実をいうとラノベさえ、銀英伝と十二国記以外まともに読んだことがなかったりする。というといかにも気取った文学少女だったみたいですが、実際のところ太宰とか三島由紀夫とかじゃなく私の基本は司馬遼です・・・!なんかこう硬派でおもろくてガッツリとした読み応えがあってなおかつ知的であまり色気のない話が好きなんです。
・・・ああ違うな、司馬さんはあまり恋愛は書かないけど、色気はあるんだ・・・!あのまったいらな(※平易な)文章に。昔の新潮文庫のあの薄くてつやつやした紙と活字が一番司馬さんの文章には色っぽいと思う。「燃えよ剣」とか「峠」とか表紙が破れるくらい読み返したのはみんな新潮文庫だなあ。
最近の好き作家で言うと、オルハン・パムクと森見登美彦がベストファイブにランクインしてます。
日本で一番の失恋作家の隣に世界で一番の・・・(以下略)の本を並べてみたりしました。
「太陽の塔」の隣に「雪」ってどうよ(笑)
勝手に好き作家モテ度比較(作品などからの独断と偏見より)
司馬遼太郎は恋愛書けないとか言われてるけど案外もてる。たぶん。恋愛としてというより、人として女の子に好かれる人気者ではないかと(これは周辺の人々の証言もあったような??)。
オルハン・パムクはまるっきりもてないわけでもないけど、付き合いだした瞬間からおかしな方向へ一人勝手に暴走をはじめる人だと思う・・・。
森見登美彦はどうなんだろう。もてないというよりか、自分から女性に近づかない(近づけない)人なのかなあと。外堀を埋めて埋めて埋めて・・・ってするにも、そういう努力を払いたくなるくらい親しくなって好きになる人がいないことには。
以前好きだった佐藤賢一は、どーも数は多そうだけど、深いところまでお互いを理解しあうということがなさそうだった。女性キャラの知った風でやたら表層的な描写にどれだけ腹が立ったか。
田中芳樹は(笑)たぶんもてはしないけど、一人愛する人に出会えたから幸福ってとこでしょうか。佐藤賢一よりよほど好感が持てる・・・!
↑はあくまで勝手に言ってるだけですからね。
作品及びメディアやインタヴューからのイメージで本人は一切知りません。
これで実は私生活は正反対とかだったらむしろ小説家としてすごい。
つーか司馬さんにノーベル文学賞あげるべきだと思う。(かなり本気
生きてたらもらうべき人だったと思う。たぶん題材が日本国内のことが多すぎて上手く訳して伝えるのがとても難しかったのだろうとは思うけど。「アメリカ素描」とかベトナムについての話とか日本以外の地域について書いたものを読むと特にそう思う。
死後、保守派勢力が都合のいいとこだけ切り貼りして「国民作家」などというものに仕立て上げてしまったけど、「日本人のために」「日本人の物語を書いた」などと言われるのは、逆に司馬遼太郎さんの幅を狭めているような気がしてならないのですよ・・・。
話がそれすぎた・・・;
はじめに書いた新書によると、ケータイ小説の内容はベタな少女マンガのようなもので、ドリーム小説的展開が約束されているらしい。同じような立場の素人の書き手に対して女子中学生の乙女の妄想が共感できる=リアル、ということらしい。
ええと・・・ええと・・・・・・無理。
だって小学生で司馬さんにはまって中学生で銀英にはまった変な子ですから私(笑)
ちなみに少女マンガは苦手でジャンプで育ちましたv
たぶんこのまま一生かすらずに行くんだろうなケイタイ小説。
そう思うとなんか面白い。
「10代~20代の若い女性は~」といろいろ分析されているのですが、自分と遠すぎて思わず自分が20代だということを忘れる本でした。
というか二次創作のドリーム小説が出始めたとき、「それは反則だろう・・・!」とつぶやいてしまったのは私だけですか・・・?二次元キャラ×自分の代替手段だったとしてもそれまでは、二次元内のキャラ同士だったのに、何か越えてはいけない一線を越えてしまったような・・・ごにょごにょ。]]>
何から書けばいいやら
http://youmeiuz.exblog.jp/7402729/
2008-02-03T21:11:17+09:00
2008-02-03T21:11:17+09:00
2008-02-03T21:11:17+09:00
youmei-uzbek
近況報告
駆け足でこの半年ばかりの近況を。
☆友人達と岡山旅行☆
九月ごろ?だったかな。あれ夏の記憶がすでにないよ・・・
倉敷えーとこでした。もっとゆっくりしたかった!
ただなんか幹事の私が極度の方向音痴っぷりを発揮しまくって大変申し訳なかった気が。
みんな~俺について・・・きちゃだめだ!(汗)
今度は迷子にならないとこに行きたいです。←方向音痴を直すのはすでにあきらめた。
皆で行くならリゾートでもいいよ。また行けるといいなあ。
★職場での不幸★
10月。詳しくは書きませんが、自分にとって今までの人生で一番悲しく大きな出来事でした。
(小学生のとき亡くなったおじいちゃんごめん)
そして結局のところ、仕事に泣き仕事に癒されました。
直後は職場の仲間以外の人への愛も個人的な趣味や好きなものも全部頭から吹っ飛んでしまって、私には仕事しかないと思ったことを覚えています。涙で目を傷めたら仕事ができないから泣くまいとしていたことも。
そして怒涛の日々へ・・・
☆婚約☆
12月ぢつは職場での不幸の前からそういう話はあったのですが、とりあえず延期!それどころじゃない気分満載な娘を尻目にうきうきな両親にイラつきながら(・・・)、婚約だけはしました。たぶん?
でもやっぱりやっぱり、私にとっては仕事が一番で、
仕事か愛かどっちか一方しか取れないといわれたら、泣きながら愛を捨てます。たぶん。
でも交渉や話し合いや可能な範囲の妥協や駆け引きで
たいていの問題は何とかなると思うんだ。
そう信じたいし、そう思わなければ他人を信頼することなど、
ましてや愛することなどできないと思うから。
たまに考える、物欲なんかは人より少ない方じゃないかと思うけれど、
本当は私はひどくわがままだ。
自分の行きたい道、やりたいこと、自分がこうしたいと思うままに選んで進んできた。
根本的なところで、だれかのためではなく自分のために生きてきたし、これからもそうだろう。
こんなやつが相手では苦労するかけるかもなあ(すでに?;)と思いつつ、自分のために生きる人間同士で少しずつ融通しあったり補填しあったりできる関係が私の理想です。
ひょっとしたら、小さなわがままをたくさん言う人は、一番大きな根本的なわがままを我慢している人なのかもしれないと最近思ったりもする。
☆寒中見舞いを出したり出しそびれたり☆
今年って喪中なん?どうなん?と迷ってるうちに正月が来てしまい上の文字通りのことに。
☆一月インテ☆
おつかれさまでした。私は諸事情で午前中しかいられませんでしたが、ひさしぶりに銀英ジャンルの皆様や売り子に来てくれた友人と楽しいときが過ごせて嬉しかったです。
なんだか元気と萌えと創作意欲をもらいました。
08年ものんびり活動ですが、よろしくお願いいたします。
☆るろ剣再ブーム☆
OVA星霜編そりゃねえよーーーー!今のあたしに安易な死にネタ見せるなよーーーーー!(あっ言っちゃった・・・!)というところからはじまり、読み返してしまった当時の単行本。
持ってないところ完全版買い足し中(はまりすぎ)
るろ剣は私にとってもっとも「萌え」という言葉に近い作品だったのですな・・・。
銀英伝は、どちらかというと 萌え<燃えなんですよ。。。
最近はまる作品も 萌え?<燃え・その他の要素
だったので。そして同人界ではさっぱり流行らない・・・。
るろ剣は萌え=燃えくらい。
剣×薫いっいなぁっ!
☆ゲド戦記原作本☆
Gabriel氏に常々同人のアレな世界へお誘いしていたのですが、なんと、「ゲドとセレットの話なら書きたい」との言葉が・・・!というわけで、春頃?ゲド戦記原作ノーマルカプ本合同誌が出るかもです。私はゲド×テナーで。
100%原作版ですので、ジブリ映画ファン及び原作未読の方はご注意を。
また更新が半年後、ってことはないようにしたいです。。]]>
五月の顛末
http://youmeiuz.exblog.jp/5529072/
2007-06-03T22:21:00+09:00
2007-06-03T22:12:26+09:00
2007-06-03T22:10:24+09:00
youmei-uzbek
近況報告
結局五月のインテは参加できず・・・・・!
いや友人には首尾よく頼めたんですよ?新刊こそないものの、マンガありのペーパーと、気合の入りまくったイラストボードを(珍しくも)がっつり準備して、半分死にかけながら旅行の準備と平行して荷物もきっちり送り出したというのに・・・。
旅行から帰ってきたら、友人にチケット送ったはずの封筒が、
重量オーバーで帰ってきていました・・・。
たった、たった、十円のためにな・・・!!!!(涙)
こんなことなら手持ちの80円切手二枚貼り付けとくんだったよ・・・!
まだ日本にいたなら、一般入場でお願いするとか、連絡の取りようもあったのですが、あいにく海外だったんですよ・・・orz(<この記号初めて使った)
えっと直後は激しくやる気をなくしましたが、一応9月のインテと10月の東京オンリーには直参予定です。
新刊出したいけど、男女カップルアンソロと渋提督アンソロにも描くので、時間がかなり厳しい感じです。
五月はいろいろありすぎて半分くらいおうちにいない状態で過ぎてしまいました。
6月は平穏におとなしく、まんがかいたり絵描いたりしたいな・・・(希望)
最近、華道をはじめ(させられ)ました。
月いちですが、日本的美意識とか構図感覚が磨かれそうです。
華道とフラワーアレンジメントの違いからも、日本画と西洋画、美術、美意識の差について考えさせられます。
例えば、華道はいかに無駄をそぎ落とし、少ない花で空間を広く見せられる(表現できる)かが問われるのに対して、フラワーアレンジメントは下のオアシスが見えないようにたくさんの花でゴージャスに、空間を埋め尽くす。
華道は花の高さをすべて変え、横に並ばないようにするのが自然で美しいとされる。
フラワーアレンジメントでは、左右対称であることが重視されるそうです。
五月はショウブだったのですが、
華道とは、「自然さ」をいかに人為的に美しく作り出すかということをつきつめる芸術なのかなあと思いました。
ほんとうの自然は、そうそうパーフェクトに美しく整えられてはいませんよ。
そういうパーフェクトな構図や美しさは時にはあるかもしれないけど、それは偶然や奇跡に類するものだと思う。
自然をそのまま写しても美しさが得られるとは限らない。
自然の法則を熟知した上で、取捨選択をするということが良いものを作ることにつながるのではないだろうか。]]>
ちょっ・・・待って・・・・・・!
http://youmeiuz.exblog.jp/5076561/
2007-04-06T22:36:01+09:00
2007-04-06T22:36:01+09:00
2007-04-06T22:36:01+09:00
youmei-uzbek
オタク
うわ~どうしよ。
いや予定が変わらない限り直参できないのは確定なんですが。
友人を拝み倒して売り子やってもらうか、あきらめるか。
新刊はどうしよう・・・。]]>
鋭意原稿中
http://youmeiuz.exblog.jp/4985053/
2007-03-27T20:51:22+09:00
2007-03-27T20:51:22+09:00
2007-03-27T20:51:22+09:00
youmei-uzbek
オタク
フリードリヒ4世×アンネローゼ前提のキルヒ×アンネという、ほんまに描いてええんか!?カミソリこーへんか!??なカップリングでございます・・・。
超個人的には楽しい。
というわけで月末終わるまではもろもろのレス、返信等はできなさそうです。ごめんなさい~。
しかし若者の美形は描いてると照れるね・・・!
いや違うんだわたしは別にこんな少女マンガの王子様みたいなのが好きなわけじゃないんだでもほらキルヒってハンサムって原作にも書いてあるしむさいの描いてても楽しいわけじゃないし誤解だ・・・とかあらぬ方向へ向かって言い訳したくなりますよ・・・?]]>
蒼き狼 地果て海尽きるまで(チンギス・ハンの映画らしい)
http://youmeiuz.exblog.jp/4774083/
2007-03-06T23:08:49+09:00
2007-03-06T23:08:49+09:00
2007-03-06T23:08:49+09:00
youmei-uzbek
書評・展評・映画評
意地でも見に行きません。
友人から誘われたけど別の映画にしようと断わったぜ!
チンギス・ハンが反町だなんてありえません。
もっとこう、目が細くて貫禄と迫力のあるおっさんじゃなきゃ許せない!(いわずとしれたおじさん好き)
岩のように厳しく精悍なおっさんが、たまに見せる大人物っぽい笑みとかがいいんだよう。
反町が嫌いとかじゃなくて、チンギス・ハンに青二才はあかんやろ。
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銀英関連バトン
http://youmeiuz.exblog.jp/4773416/
2007-03-06T22:23:00+09:00
2007-03-06T22:30:50+09:00
2007-03-06T22:23:34+09:00
youmei-uzbek
バトン
もっとこうさくっと答えられればいいのですが、いちいち悩むからなぁ。ノってるときは長文魔だし・・・簡潔な文章が書けるようになりたいです。
というわけで順不同ですが、書けたやつから。
◯◯妄想電車バトン
高野二郎さんよりいただきましたv
Q1 電車待ちの列に、ビュコック提督発見!どうしますか?
あんまり近づきすぎてもじっくり見つめにくい(怪しまれる)ので斜め後ろあたりのポジションをキープ。でも同じ車両の近くに乗れるようつかず離れずな距離で・・・!
Q2 ビュコック提督が隣の席に! どうしますか?
どちらかというと向かいの席に座るか、前に立ちたかったな…。
素敵なおじ様は目で見て愛でたい派。
Q4 爆睡中のビュコック提督。突然あなたに寄りかかってきました!どうしますか?
そ、そんなすてきな特権があるなら隣の席万歳です!
寝顔とか目じりのしわとかおひげとか間近で観察してしまいます。
Q5 もうすぐ貴方の降りる駅。まだビュコック提督は眠っています。どうしますか?
そんなんそのまま乗り過ごすに決まってるやん。
Q6 最終駅に到着しても起きないビュコック提督。どうしますか?
「終点ですよ」と優しく素直で純朴な乙女を装いつつそっと起こす。
自分内の年代が上の人に好かれるいい子(孫的?)要素を総動員する。
Q7 やっとお目覚めのビュコック提督。ちょっと寝ぼけている様子。どうしますか?
Q6の態度でにこにこと事の経過を話す。
Q8 平謝りのビュコック提督。お詫びになんでもしてくれるって!どうしますか?
じゃあそのご立派なおひげをさわさわさせて…ちとぶしつけすぎか。
一緒に写真を撮らせてください!送りますから。それと後日絵のモデルになってください!
そのために連絡先を…。
Q9 もうすぐビュコック提督とお別れです。最後に一言。
「こうして電車に乗り合わせたのも何かの縁ですから、またお会いできるといいですねv」
同じ通勤電車とかだと次から知り合い♪毎日挨拶したりして。
Q10 次に回す人5人(&お題)
なんだかたいがい回ってそうですね…。
もしやってらっしゃらなかったら、エルダ・フォン・アースガルドさんのグリンメルスハウゼンでの回答が見てみたいですv
あ、あとgavriel氏に。だれでもいいです。お題に誰を選ぶかを含めて見てみたい(笑)
銀英伝バトン
Q1・卿の銀英歴は何年?
初めて読んだのは中二だったような(遠い目)
今社会人なのでたぶん10年くらい。私の世代は創竜伝ファンは多いけど銀英ファンは少ないんよね・・・。
Q2・卿は同盟派?帝国派?
同盟派。でも最近フリードリヒ4世ばかり描いてる気がする。(旧帝国派?)
Q3・卿はアニメ派?漫画派?
ティーンエイジャーの頃は漫画派だったなあ。なんか、夢が見たかったらしい(笑)今は断然おっさんがかっこいいアニメ派。ロイエンタールより、キルヒアイスより、ポプランより、フリードリヒ4世のほうが美形なのはどうかと思う。私専用アニメですか!?
Q4・卿のお気に入りの男性は?
やっぱりヤン。
でもヤンって皆別格って言うよね。そしてヤンの次に好きなキャラをひいきするよね(笑)
フリードリヒ4世とかビュコック提督とかウランフ提督とかメルカッツ提督とかおじ様キャラが果てしなく好きです。
Q5・貴官のお気に入りの女性は?
最近、アンネローゼかな。絵になるし。
Q6・卿のお気に入りの組み合わせは?
フリードリヒ4世&アンネローゼ…なんて絵になるんだ!
ビュコック&チュン・ウー・チェン
メルカッツ&シュナイダー
カップリングではひそかーにヤンデリカが好物。
Q7・卿の血湧き肉踊る見事な艦隊戦は?
ヤンは凄いよね。でも常に両手縛られてるような状態か物量不足のがけっぷちだからなあ・・・血湧き肉踊るってかんじではないかも。
Q8・貴官お気に入りの艦艇は?
同盟軍のほうが武骨な感じがいいかなあ。あんまりメカに興味ないのでごめんなさい。
Q9・上官とするなら誰がよい?
ビュコック提督にならガキ扱いされてもいい!ついていきます提督!
Q10・印象に残っている台詞は?
ありすぎて困るんですよ。この手の質問は。
「滅びるならばいっそ華麗に滅びればいいのだ」
「民主主義に乾杯!」
Q11・卿は将来どんな夫婦(カップル)になりたい?
うーん、人それぞれ個性が違うので、銀英のどのカップルってのはないです。みんな違う。愛さえあればいいのでは。
あ、じゃビュコック夫妻で。最後まで愛をもって連れ添えたらいいなと。
Q12・貴官が夢見る外伝残り2冊はどんな内容?
出さえすれば何でもいいです。だから出して…!
Q13・このバトンを卿の麾下5名の士官に配当せよ。
かなり前なのでもうほとんど回ってるんじゃないかという気がしますよ?
やってない方がいらしたらお願いします。
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そうさく畑に
http://youmeiuz.exblog.jp/4452119/
2007-01-27T22:39:14+09:00
2007-01-27T22:39:14+09:00
2007-01-27T22:39:14+09:00
youmei-uzbek
オタク
あ、そうさく畑っていうのは、オリジナルオンリーの自費出版同人誌展示即売会のことです。
ふだんはもっぱら二次創作でしか漫画を描いたことがないのですが、
やっぱりどっかで憧れがあります。
二次創作の場合、すでにあるキャラクターでストーリーで、何の前置きもいらず読者もある程度確保されているという点でとても楽なのですが、その分制約があります。
銀英をやりつつ、今まではうまいこと(?)自分の描きたいことを既存のキャラに当てはめてきたわけですが、絵的にはやはり自分の思い通りにするというわけにもいかないところが多々あります。ぶっちゃけ、描ける衣装はほとんど軍服です(笑)
苦手なのでできうる限り避けてきたものもありますが・・・(メカとかメカとかメカとか)
なんかそういうのがいつの間にやら溜まっている感じです。
てかターバン巻いた中東系のおじさんが描きてえー!!(魂の叫び)
だれかすんごい絵の上手い漫画家が一人でもまっとうなイスラーム圏が舞台の漫画を描いてくれればたぶん、自分で描かなくても満足できると思う。
でもなかなか描いてくれへんねんもん誰も。
イタリア・ルネサンスなら惣領冬実の「チェーザレ」やかわぐちかいじの「COCORO」、
イギリス・ヴィクトリア朝なら森薫の「エマ」
中国史なら皇なつきがいるのになー。
時代考証や細部にまでこだわって、その土地の空気感や生活感まで絵で表現しようとしているようなイスラーム圏の漫画をほとんど見たことがない。
五十嵐大介の「魔女」に出てくるイスタンブールは、数少ない例外。
作者がイスタンブールに行ったことがないと信じられないくらい、雰囲気をばっちりつかんでいるのだが(アヤソフィアや地下宮殿もでてくる)、いかんせん短編でホラーなのでトルコ自体を求めて読むと物足りないものが残る。
私の中東好きを知る友人が、モンキー・パンチの「アラビアン・ナイト」を以前貸してくれたが
絵は上手いんだけど、おじさんはかっこいいんだけど・・・なんていうか
なんていうか・・・!
なぜ、
女の人がみーんなベリーダンサーのへそだし露出ルックなんですか・・・!?
もういいよ・・・妖艶アラビア美女のお色気は・・・イスラーム教徒ならせめて肌の露出の少ない服を着ようよ・・・(ごめん友人)
他国のことを描くと絶対誤解や主観的な間違いが入るのは避けられないとはいえ、
オリエンタリズムに疑念すら抱かずあぐらをかくのは、どうかと思うのです;
どうせイスラーム圏を描くならば。
・スカーフをしていない女性と家族以外の男性を同じコマに描かない
・コーランを詠唱しているときはアラビア文字で
・背景や飾りには幾何学文様を多用
などといったところにこだわってもらえると大変萌えます。
あ!家は中庭つきで!壁をくりぬいた棚(いろんな形があって大変かわいい)とか、透かし彫りの衝立や窓とか・・・(うっとり)
いい加減、ハーレム以外の場所のイメージができてもいい頃だ。
まあ自分で描いても、画力と時間を資料がなくて大口たたくほどいいものができないことはわかりきってはいるのですが、ね。
そうさく畑は、イラストコンテストやスペース以外のところに本を展示する「図書館」とよばれるのがあったり、お茶の時間があったりするようで、なんだかとっても楽しそうなのです。
でも本を出さないと出展できない・・・くっ!]]>
1月14日イベントレポート
http://youmeiuz.exblog.jp/4411480/
2007-01-22T23:16:29+09:00
2007-01-22T23:16:29+09:00
2007-01-22T23:16:29+09:00
youmei-uzbek
オタク
うわ、ブログ更新サボりすぎてました・・・。
ちょっといろいろあって11月は半月ほど出張してたりその事後処理やら、クリスマスやら年末年始やら同窓会やら・・・。
とりあえず、いまさらですが、1月14日のインテックス大阪のイベントレポートを。
※※※
当日は半年以上ぶりのイベントだというのに、一般入場開始ぎりぎりに到着。
・・・というかね、なんで家が遠くなってから入場開始時間が早まるかなあ。
私より遠い人、相当厳しいと思うんやけど。そこらへん、主催者に考慮してほしい。
とりあえず、あたふたと設営、ペーパー折ってはさんで、値札作って・・・テンパってて周りの方に申し訳なかったです。
どうやらわたしは何か作業してるとき「話しかけんな~!!!」という殺気というかオーラを放っているらしく、いや事実二つのことが同時にできないので仕方がないといえばそうなのですが、時々びびられているらしい(爆)
実際それで話しかけるのを遠慮されたという話も聞いたことがあります・・・が!単に焦ってたり集中してるだけで、別に取って食いやしませんので・・・っ!
どうぞご遠慮なくお話を。
そういうことを考えると、スケブを頼まれたりするのはとても嬉しいですが(滅多にありませんが)、気をつけないと近寄る人をはじきまくってそうですね(汗)
今回はひさしぶりに大学のときの友人が売り子しに来てくれました。
楽しかったー。
本を買うジャンルとかは違うのですが、二人とも流行り物はさっぱりわからないという(笑)
パンフをぺらぺらめくりながら、「知らんものの方が多いよ・・・」とつぶやく私たち。
おおお、時代は流れている・・・。←年寄めいた感想
そして買い物に出た友人が買ってきた本は・・・!
なんとパンフで目にして、その異様な雰囲気と魅力から目が離せなくなった、
目玉親父が主役で「キャンディキャンディ」をパロった本でした。
目玉親父がドレス着てます。瞳は昔の少女マンガのきらきらで星の入った乙女チックでたいそうロマンチックな・・・。
しかも絵上手いし!!!(爆笑)
銀英では諸事情あってオフ会にいけなかったのが残念です。次こそは!
ゴク会長様、挙動不審な奴がたずねていってすみませんでしたーー・・・!なぜだか緊張してしまい、日本語怪しいし・・・。ほんっとすみません。
あと、訂正。
次の参加イベントは3月ではなく5月になります。
今年は夏(9月)もさんかしますのでよろしくおねがいいたします。]]>
萌えと美術と村上隆と私
http://youmeiuz.exblog.jp/3676787/
2006-10-31T23:07:46+09:00
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youmei-uzbek
絵・美術関連
※村上隆という現代美術家を知っているだろうか?
あの、どーみてもただのアニメの美少女キャラのフィギュアが海外のオークションで50万ドルで落札されたり、ルイ・ヴィトンとコラボレーションしてやたらポップでマンガ的なデザインのかばんを作ってたりする人です。
(実は東京芸大の日本画出身、しかも日本画科初の博士号修得という日本画界の最高峰エリートな経歴を持ってるらしい…!<余談)
彼のスーパーフラット理論は理解できる。
日本画だ、洋画だといっても日頃からそういうものに興味を持って見ている人間が何割いる?
つねづね、マンガやアニメこそが、今日本では最も広く親しまれ愛好されている美術であり、後世にこの時代の美術として残るのはマンガやアニメだろうなあと私も思ってきた。
でも私は、村上隆の作品自体は好きではない。
マンガやアニメが嫌いだからではなく、むしろ逆に好きだから村上隆の表現は好きになれない。
例えば、日本でウズベキスタン料理の店に入るとしよう。
一度も食べたことのない、行ったこともない国の料理だとしたら、
それが仮においしかったとしても、
ひょっとしたら、本国ではもっともっとおいしかったり、
あるいは実はそこで食べたものがシェフの創作料理でウズベキスタンでもものすごく珍しいものだったり、
日本人向けの味付けで別物だったりするかもしれないよね?
つまり言いたいのは、「美術」というジャンルだけで見ていたら(あるいは海外から見たら)
珍しくて素晴らしいものに見えるのかもしれない村上隆のフィギュアだけど、
マンガやアニメに慣れ親しんだ目から見れば、本来のマンガやアニメの世界のほうがずっといい作品があるし、そういういかにもな美少女キャラがマンガ・アニメ表現の代表とは限らない、ということだ。
マンガならマンガの世界で表現を模索し、描き続けてきた人々がいる。
絵の美しさでも人間のストーリーでも笑いでも動きでもなんでもいい。マンガ家が新しいマンガ表現を追求してきた蓄積のなかから、村上隆は表層の記号的な部分だけをかすめとって作品にしている。
それはやっぱり、マンガやアニメを作り続けてきた人々に対して敬意が欠けているのではないだろうか。
理屈はわかる。でも自分で表現を創り出そうという真摯さは感じられない。
続くかも?
もう一個、「萌え」って言葉が商売になったとき変わってしまったものを書こうと思ってたんですが短くはまとまらず・・・。
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ノーベル文学賞
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2006-10-14T00:08:35+09:00
2006-10-14T00:08:35+09:00
2006-10-14T00:08:35+09:00
youmei-uzbek
書評・展評・映画評
ノーベル文学賞のHPからインタビュー(英語)が、読めて聞けます。
聞いたら結構衝撃でした(笑)
・・・・・・勝手に穏やかで物静かな文学者をイメージしていたのですが、そこにいたのはノリノリでしゃべくりまくるトルコのおっちゃんでした。インタビュアーの質問を途中でさえぎってしゃべりだすせっかちさ(笑)
でもよく考えたら、小説の文章もそんな感じですね。
これからもっと日本でもパムクの小説が訳されるといいな~。]]>
『間違った』遠近法
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2006-09-27T23:58:00+09:00
2006-09-29T00:17:34+09:00
2006-09-27T23:58:06+09:00
youmei-uzbek
絵・美術関連
私もとても大好きな本なので、珍しくトラックバックして書こうとしたら操作ミスで [ という文字しか打たないまま送られてしまいました・・・・・。
大変大変失礼いたしました(泣)
さて、「わたしの名は赤」では、
イスラーム圏の伝統的絵画・ミニアチュール(細密画)とルネサンス以降の西洋絵画、
個人としてのスタイルを持つ芸術家と、個人の手のあとを残さず古典の完璧な模倣を行う職人、そのせめぎあいが描かれているわけです。(それがまたばっちり殺人事件のキーになっているというつぼをついたおもしろさ。)
日本画をやっていたわたしとしては、これは遠いトルコのお話というだけでなく、他人事ではない問題を提起している小説でもあります。
西洋絵画の受容と反発、そして失われていく独自性。
現代では、洋画と日本画の区別がつかないという声がよく聞かれます。また明治以降は「西洋絵画に近いものほど進んだ・優れた絵画である」という意識が支配した時代だったと思います。おそらく今でも。
たとえば遠近法。
手前のものは大きく、奥のものは小さく見える。
常識ですね。たぶん道に沿って並ぶ建物が X <のような補助線を引かれて透視図法を現している絵なども見たことがある人は多いんじゃないでしょうか。
ではもし絵に、手前のものは小さく、奥のものは大きく描いてあったら?
もし遠くのものも近くのものも同じ大きさで描いてあったら?
多くの人は、遠近法が「間違っている」と思うはずです。
稚拙だな、昔の人は遠近法を知らなかったんだな、と思うかもしれません。
実は手前のものは小さく、奥のものは大きくというのは、仏画や中世ヨーロッパのキリスト教美術に見られる遠近法です。
知ったときには私もびっくりしました。
その場合の手前と奥は、その絵を見ている人間とは逆なんです・・・!
つまり仏さんやキリストさんの視点から見れば、
手前は大きく奥は小さく、遠近法は「正しい」ということになります。
ルネサンスというのは人間中心の時代です。
人間の固定された視点を獲得した、逆に言えば神の視点を失った時代なのです。
すでにさまざまに言われているかと思いますが、ルネサンスの絵画はリアルになります。生き生きとして触れそうです。でも神を描いても聖人を描いても、それはやっぱりただの「人間」にしか見えないのではないか、という疑念があります。
そりゃあ殺人事件も起こりますよ(笑)
遠くも近くも同じ大きさで描くのは、アッラーの視点。
西洋の遠近法や技法を取り入れることは、アッラーの視点を捨て、一介の人間の視点のほうを重視するということなのですから。
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プライスコレクション~若冲と江戸絵画~展
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2006-09-24T22:58:40+09:00
2006-09-24T22:58:41+09:00
2006-09-24T22:58:41+09:00
youmei-uzbek
書評・展評・映画評
プライスコレクションほど充実した江戸絵画のコレクションは日本でもめったにないと思います。
すごいな~いいな~プライスさん。こんなコレクションを手元において眺められるなんて…なんてうらやましい!
若冲もさることながら、ほかにもたくさん素晴らしい絵があって、こんなに一般入場料の元取った感のある展覧会は久しぶりかも(笑)
とくに円山応挙の「懸崖飛泉図屏風(けんがいひせんずびょうぶ)」がよかったです。
部屋の角に展示してあり、向かって右の壁側には四つ折の屏風に山の岩場と、上のほうに一筋細く鋭く流れる滝。
正面の八つ折の屏風には山道にたたずむ二頭の鹿と木、それに白い霧の中に消えていく山並みのわずかな影。
画面のほとんどは白で、つまり何も描かれていない紙のままの空間に、墨の濃淡で山のごく一部の風景を描いているだけ。
しかし描かれていないからこそ、実際の屏風自体よりもはるかに大きな空間を感じさせる。山の霧の湿ってひんやりとした空気まで感じられるようでした。
応挙上手いよ…!マジやって。デッサンその他日本画史上(もちろん現代まで含めて)一番「上手い」画家だと個人的に思ってるのですが。
伊藤若冲は、まるで色とりどりのタイルを貼り合わせたかのように見える、でも実は自分ですべて絵の具で描いている「鳥獣花木図」が際立って面白かったです。
生で見ると違いますねやっぱり。
例えば、ひとつの枡の上にもう一色中心部に重ねられているのですが、それが場所によって「濃い色の上に薄い色」になっていたり「薄い色の上に濃い色」になっていたり、違う色の組み合わせパターンがあったり。それによってグラデーションを作り出しているのです。
なんだか、「金沢21世紀美術館」の現代美術の作家さんたちに見習ってほしいような感じでした…。
斬新なことをやろうとしたら、できることをやりつくし知りつくしてからでないと。
ほんとうはそれまでの技術と磨いた感覚をを総動員しないと作れないと思うのですよ新しいものって。
21世紀~の作品の多くはあまりにもアイデア一発勝負で
すみずみまで気を配って作り込まれているとは言いがたかった気がする。
やるならここまでやらないとな、と思いました。
今日のところは若冲と聞いて危惧していたほどには混んでおらず、まあまあストレスなく見られました。
いや~これが京都国立博物館のほうじゃなくて良かった。
もうやばいっすよ京博。
独立行政法人化してからというもの、
な り ふ り か ま わ ずおおげさなあおり文句つきで宣伝しまくるから、「大絵巻展」なんて入るのに180分待ちで、さらに中で鳥獣戯画と源氏は30~40分待ちなんてことになるんだよ…!
三時間も待ってられるかーーーーっ!大体それじゃ中入ったって絵なんてろくに見られへんやん!(そう思って常設だけ見て帰った)
……そんな展覧会じゃ、美術を愛する心なんてはぐくまれないと思うのですよ。常設のほうでも、琳派のものすごくいい絵が出ていたというのにガラガラだったし。
今回も若冲以外の絵を見ようともしない人々にはちょっとげんなりしました。それって自分の美意識じゃなくブランドで絵を見てるだけなんじゃないかな。
若冲は素晴らしい。
でも、100枚のさまざまな絵を見てきて若冲が好きだという人と若冲の絵だけを見ていいね、という人とはやっぱりその理解の深さが違うんじゃないかなと、思ったりもするのでした。]]>
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