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モロッコ旅行してきました!!
軽くこちらのことを忘れかけていました。
もう一年以上も放置・・・すみません。

新婚旅行でモロッコへ行ってきました。
ドバイ経由で片道20時間!行けるとは思っていなかったので夢のようでした。おしむらくはシルバーウィーク+αで一週間しか休みが取れなかったので、実質4日間しか現地にいられなかったこと。
でもマラケシュのリアド(旧市街の古い邸宅を使った風情ある宿泊施設)に連泊だったので、がんがん街を歩きました。
そうしてわかったのは、例え北アフリカであろうと、地球の裏側ほど遠い場所であろうと、馴染んでしまえばそこは、知らない隣町よりも心理的に近い町になるということです。人間が暮らしているところは、こんなにも同じで、なおかつ全てを写真に収めたいくらいに違っていて面白い。

ただ、帰ってきてから、あの毎日通った道はもう、容易には行くことができなくて、ひょっとしたらもう一生通れない道なのかもしれないと気づくんですよね・・・。
人の写真を撮るとチップを請求されるか怒られるかと聞いていたので、あまり町の写真が撮れてなくて後悔。

そうそう、遺跡や博物館の写真は撮り放題だったのでここぞとばかりに撮りました。
いっぱいありすぎて、選べない・・・!
タイルが素晴らしかったです。それと、木の扉と。モロッコの家(一部遺跡も)外はピンク色の土壁が連なっているだけで素朴な感じです。その壁に扉があって、ものによって凝った装飾などが施されていたりシンプルで重厚だったり。扉ばっかりを集めたポストカードやカレンダーも売っていました。
その扉を開けると、内側には床一面、時には壁にも美しいタイル装飾が広がっていて、中庭には木が植えられています。開けた時の驚きがいつも新鮮で楽しかったです。

モロッコが好きすぎて困ってます。
絶対、もう一回行く・・・!!!
# by youmei-uzbek | 2009-10-15 22:51 | 近況報告
修羅場が終わりました
・・・といっても原稿じゃないので夏の新刊はないかもしれない・・・ごめんなさい。

いろいろと不義理をしまくっていて穴があったら入りたい気持ちでいっぱいです。
でもそういう気持ちでいっぱいになるとますますメール等を送れなくなって、ますますオンライン上に出て来れなくなるので、いい加減一個ずつがっつり片付けて行きたいと思います。申し訳ない。

そしていまさらながら正直このブログ、オタクにして良いのか真面目にして良いのか迷ってます。内容はそのときの気分しだいなのですが両方あわせても分けるほどの量も書けない。

文章書くの、嫌いじゃないけど苦手なんです。
勢いと気合と体力がないと書き出せない。簡潔な文章を書く力がないので、無駄に長文魔。そして疲弊・・・みたいな。

時間を決めればいいのかなー、あと十分で書ける文だけ!とか(悩)

よし、オタク+まじめな話題で。

最近同人イベントでR18の表記の徹底&啓蒙の呼びかけが広まってますね。
個人的にはR18の本を出す可能性はほとんどなさそうなのですが、毎回説明書きをじっくり読んでます。
あの「表現を殺させないために」同人に関わる人たち自らが考え、責任を持っていこうという趣旨にいつも少し感動します。安易な線引きはしない、という姿勢(※私が知ってるのはCityのみですが)も、すごいな、と思います。だって責任者にとってみれば一律に規制した方が楽なはずで、外部に対しても説明しやすい楽な道を捨てて難しい方法を取っているんですから。
なおかつ、そういう姿勢をとることによって、同人誌を作っている側の反発も押さえ、納得して自主規制する雰囲気を作り出している。やるなあと思います。


さらにいえば、倫理自体も時代により地域により変遷していくものだということに、個人的に興味があるので細かく読んでいくと面白いです。

高校時代に、保健体育のレポートで「宗教と性」をテーマに書きましたからね(笑)最初『高校生がそんなテーマに興味あるわけがない、本を丸まま写すつもりだろう』的な白い目で教師に見られたことを思い出します(興味あっちゃ悪いかー!!)

例えばムスリムの常にヴェールをかぶっている女性に、人前でヴェールを取れと命じることは、日本で言えばへそ出しにミニスカを強制されるようなものではないかと(非常に単純化した言い方ですが)。

だから、具体的な描写で線は本来引けないのは正しいと思います。引けるとしても現時点での、この場所での、という但し書きつきでしかありえない。
そしてヴェールをかぶる自由もあれば、ヴェールをかぶらない自由もある。どちらも認めるべきだ、というのが高校時代からの私のささやかな主張でして。
つまり18歳以上ならばR18を見る自由もあれば、見たくなければ見ない自由もある。だからこそ、単に未成年を保護するという理由だけでなしに、18歳以上の人に対してもR18の表記は必要ではないかと思うのです。

ただ、なんでもかんでもR18をつけておけばいいというのは、それこそ判断停止にしかすぎないと思う・・・。表記の意味を成さないし。

ということで、次の(?)うちの新刊にはストーリー上ほんの少しベッドシーンらしきものがあるかもしれませんが、それがメインではなく直接的描写もほぼない予定なので、R18はつけません。
でもそういうのが絶対嫌!という人がいるかもしれないので、銀英ジャンルに小中学生はまずいないだろうけどR16をつけようかな~と思ってます。あくまで目安として。
# by youmei-uzbek | 2008-08-06 00:18 | 近況報告
ケータイ小説
とか、一生読みも書きもしないんだろうなーと思ったので逆に興味がわいて、「ケータイ小説のリアル」(タイトルうろ覚え)とかいう新書を立ち読みしてしまった。

本好きですが、実をいうとラノベさえ、銀英伝と十二国記以外まともに読んだことがなかったりする。というといかにも気取った文学少女だったみたいですが、実際のところ太宰とか三島由紀夫とかじゃなく私の基本は司馬遼です・・・!なんかこう硬派でおもろくてガッツリとした読み応えがあってなおかつ知的であまり色気のない話が好きなんです。
・・・ああ違うな、司馬さんはあまり恋愛は書かないけど、色気はあるんだ・・・!あのまったいらな(※平易な)文章に。昔の新潮文庫のあの薄くてつやつやした紙と活字が一番司馬さんの文章には色っぽいと思う。「燃えよ剣」とか「峠」とか表紙が破れるくらい読み返したのはみんな新潮文庫だなあ。

最近の好き作家で言うと、オルハン・パムクと森見登美彦がベストファイブにランクインしてます。
日本で一番の失恋作家の隣に世界で一番の・・・(以下略)の本を並べてみたりしました。
「太陽の塔」の隣に「雪」ってどうよ(笑)

勝手に好き作家モテ度比較(作品などからの独断と偏見より)

司馬遼太郎は恋愛書けないとか言われてるけど案外もてる。たぶん。恋愛としてというより、人として女の子に好かれる人気者ではないかと(これは周辺の人々の証言もあったような??)。
オルハン・パムクはまるっきりもてないわけでもないけど、付き合いだした瞬間からおかしな方向へ一人勝手に暴走をはじめる人だと思う・・・。
森見登美彦はどうなんだろう。もてないというよりか、自分から女性に近づかない(近づけない)人なのかなあと。外堀を埋めて埋めて埋めて・・・ってするにも、そういう努力を払いたくなるくらい親しくなって好きになる人がいないことには。
以前好きだった佐藤賢一は、どーも数は多そうだけど、深いところまでお互いを理解しあうということがなさそうだった。女性キャラの知った風でやたら表層的な描写にどれだけ腹が立ったか。

田中芳樹は(笑)たぶんもてはしないけど、一人愛する人に出会えたから幸福ってとこでしょうか。佐藤賢一よりよほど好感が持てる・・・!

↑はあくまで勝手に言ってるだけですからね。
作品及びメディアやインタヴューからのイメージで本人は一切知りません。
これで実は私生活は正反対とかだったらむしろ小説家としてすごい。

つーか司馬さんにノーベル文学賞あげるべきだと思う。(かなり本気
生きてたらもらうべき人だったと思う。たぶん題材が日本国内のことが多すぎて上手く訳して伝えるのがとても難しかったのだろうとは思うけど。「アメリカ素描」とかベトナムについての話とか日本以外の地域について書いたものを読むと特にそう思う。
死後、保守派勢力が都合のいいとこだけ切り貼りして「国民作家」などというものに仕立て上げてしまったけど、「日本人のために」「日本人の物語を書いた」などと言われるのは、逆に司馬遼太郎さんの幅を狭めているような気がしてならないのですよ・・・。


話がそれすぎた・・・;

はじめに書いた新書によると、ケータイ小説の内容はベタな少女マンガのようなもので、ドリーム小説的展開が約束されているらしい。同じような立場の素人の書き手に対して女子中学生の乙女の妄想が共感できる=リアル、ということらしい。
ええと・・・ええと・・・・・・無理。
だって小学生で司馬さんにはまって中学生で銀英にはまった変な子ですから私(笑)
ちなみに少女マンガは苦手でジャンプで育ちましたv

たぶんこのまま一生かすらずに行くんだろうなケイタイ小説。
そう思うとなんか面白い。

「10代~20代の若い女性は~」といろいろ分析されているのですが、自分と遠すぎて思わず自分が20代だということを忘れる本でした。

というか二次創作のドリーム小説が出始めたとき、「それは反則だろう・・・!」とつぶやいてしまったのは私だけですか・・・?二次元キャラ×自分の代替手段だったとしてもそれまでは、二次元内のキャラ同士だったのに、何か越えてはいけない一線を越えてしまったような・・・ごにょごにょ。
# by youmei-uzbek | 2008-05-31 00:21 | 書評・展評・映画評
何から書けばいいやら
ブログ放置しすぎて存在を忘れかけてました・・・すみません。生きてます一応。

駆け足でこの半年ばかりの近況を。

☆友人達と岡山旅行☆
九月ごろ?だったかな。あれ夏の記憶がすでにないよ・・・
倉敷えーとこでした。もっとゆっくりしたかった!
ただなんか幹事の私が極度の方向音痴っぷりを発揮しまくって大変申し訳なかった気が。
みんな~俺について・・・きちゃだめだ!(汗)
今度は迷子にならないとこに行きたいです。←方向音痴を直すのはすでにあきらめた。
皆で行くならリゾートでもいいよ。また行けるといいなあ。

★職場での不幸★
10月。詳しくは書きませんが、自分にとって今までの人生で一番悲しく大きな出来事でした。
(小学生のとき亡くなったおじいちゃんごめん)
そして結局のところ、仕事に泣き仕事に癒されました。
直後は職場の仲間以外の人への愛も個人的な趣味や好きなものも全部頭から吹っ飛んでしまって、私には仕事しかないと思ったことを覚えています。涙で目を傷めたら仕事ができないから泣くまいとしていたことも。

そして怒涛の日々へ・・・


☆婚約☆
12月ぢつは職場での不幸の前からそういう話はあったのですが、とりあえず延期!それどころじゃない気分満載な娘を尻目にうきうきな両親にイラつきながら(・・・)、婚約だけはしました。たぶん?

でもやっぱりやっぱり、私にとっては仕事が一番で、
仕事か愛かどっちか一方しか取れないといわれたら、泣きながら愛を捨てます。たぶん。
でも交渉や話し合いや可能な範囲の妥協や駆け引きで
たいていの問題は何とかなると思うんだ。
そう信じたいし、そう思わなければ他人を信頼することなど、
ましてや愛することなどできないと思うから。

たまに考える、物欲なんかは人より少ない方じゃないかと思うけれど、
本当は私はひどくわがままだ。
自分の行きたい道、やりたいこと、自分がこうしたいと思うままに選んで進んできた。
根本的なところで、だれかのためではなく自分のために生きてきたし、これからもそうだろう。
こんなやつが相手では苦労するかけるかもなあ(すでに?;)と思いつつ、自分のために生きる人間同士で少しずつ融通しあったり補填しあったりできる関係が私の理想です。

ひょっとしたら、小さなわがままをたくさん言う人は、一番大きな根本的なわがままを我慢している人なのかもしれないと最近思ったりもする。


☆寒中見舞いを出したり出しそびれたり☆
今年って喪中なん?どうなん?と迷ってるうちに正月が来てしまい上の文字通りのことに。


☆一月インテ☆
おつかれさまでした。私は諸事情で午前中しかいられませんでしたが、ひさしぶりに銀英ジャンルの皆様や売り子に来てくれた友人と楽しいときが過ごせて嬉しかったです。
なんだか元気と萌えと創作意欲をもらいました。
08年ものんびり活動ですが、よろしくお願いいたします。

☆るろ剣再ブーム☆
OVA星霜編そりゃねえよーーーー!今のあたしに安易な死にネタ見せるなよーーーーー!(あっ言っちゃった・・・!)というところからはじまり、読み返してしまった当時の単行本。
持ってないところ完全版買い足し中(はまりすぎ)
るろ剣は私にとってもっとも「萌え」という言葉に近い作品だったのですな・・・。
銀英伝は、どちらかというと 萌え<燃えなんですよ。。。
最近はまる作品も 萌え?燃え・その他の要素
だったので。そして同人界ではさっぱり流行らない・・・。
るろ剣は萌え=燃えくらい。
剣×薫いっいなぁっ!

☆ゲド戦記原作本☆
Gabriel氏に常々同人のアレな世界へお誘いしていたのですが、なんと、「ゲドとセレットの話なら書きたい」との言葉が・・・!というわけで、春頃?ゲド戦記原作ノーマルカプ本合同誌が出るかもです。私はゲド×テナーで。
100%原作版ですので、ジブリ映画ファン及び原作未読の方はご注意を。


また更新が半年後、ってことはないようにしたいです。。
# by youmei-uzbek | 2008-02-03 21:11 | 近況報告
五月の顛末
えーとずいぶん放置しててごめんなさい。

結局五月のインテは参加できず・・・・・!
いや友人には首尾よく頼めたんですよ?新刊こそないものの、マンガありのペーパーと、気合の入りまくったイラストボードを(珍しくも)がっつり準備して、半分死にかけながら旅行の準備と平行して荷物もきっちり送り出したというのに・・・。

旅行から帰ってきたら、友人にチケット送ったはずの封筒が、
重量オーバーで帰ってきていました・・・。
たった、たった、十円のためにな・・・!!!!(涙)
こんなことなら手持ちの80円切手二枚貼り付けとくんだったよ・・・!

まだ日本にいたなら、一般入場でお願いするとか、連絡の取りようもあったのですが、あいにく海外だったんですよ・・・orz(<この記号初めて使った)

えっと直後は激しくやる気をなくしましたが、一応9月のインテと10月の東京オンリーには直参予定です。
新刊出したいけど、男女カップルアンソロと渋提督アンソロにも描くので、時間がかなり厳しい感じです。


五月はいろいろありすぎて半分くらいおうちにいない状態で過ぎてしまいました。
6月は平穏におとなしく、まんがかいたり絵描いたりしたいな・・・(希望)

最近、華道をはじめ(させられ)ました。
月いちですが、日本的美意識とか構図感覚が磨かれそうです。
華道とフラワーアレンジメントの違いからも、日本画と西洋画、美術、美意識の差について考えさせられます。
例えば、華道はいかに無駄をそぎ落とし、少ない花で空間を広く見せられる(表現できる)かが問われるのに対して、フラワーアレンジメントは下のオアシスが見えないようにたくさんの花でゴージャスに、空間を埋め尽くす。
華道は花の高さをすべて変え、横に並ばないようにするのが自然で美しいとされる。
フラワーアレンジメントでは、左右対称であることが重視されるそうです。

五月はショウブだったのですが、
華道とは、「自然さ」をいかに人為的に美しく作り出すかということをつきつめる芸術なのかなあと思いました。
ほんとうの自然は、そうそうパーフェクトに美しく整えられてはいませんよ。
そういうパーフェクトな構図や美しさは時にはあるかもしれないけど、それは偶然や奇跡に類するものだと思う。

自然をそのまま写しても美しさが得られるとは限らない。
自然の法則を熟知した上で、取捨選択をするということが良いものを作ることにつながるのではないだろうか。
# by youmei-uzbek | 2007-06-03 22:21 | 近況報告